鍼灸大学院にて修士号取得
院長経歴
- サッカーでケガをした時に受けた治療で鍼灸に興味をもつ。
- 母の病をきっかけに鍼灸師を目指し、国家資格を取得。
- 世界鍼灸学会(WFAS)において「癌化学療法の副作用に対する鍼灸治療-直腸癌肝転移の症例-」を発表
- 明治国際医療大学(大学院)にて、鍼灸学修士号を取得
- 全日本鍼灸学会(TOKYO)において「レストレスレッグス症候群に対する鍼灸治療」を発表
- 神戸「輝鍼灸院」勤務
- 全日本鍼灸学会(KYOTO)において「パニック障害に対する鍼灸治療の有効性-症例集積による検討-」を発表
- 神戸東洋医療学院(鍼灸専門学校)勤務
- 鍼灸学術団体(北辰会)で講師に着任
- 高砂「メグリノ鍼灸」開院
1本の鍼治療にかける想い
私が大学院で鍼灸を学んでいた頃、附属の大学病院でたくさんの患者さんを治療させていただきました。
多くは入院している患者さんなので、かなり体力が弱っている方や、寝たきりで回復の見込みがほとんどない方もおられました。
「そのような方にも鍼灸で少しでも運動機能の回復や、薬の副作用の軽減をしてあげてほしい」というドクターの想いから依頼を受けて治療していたのですが、弱っている方たちに対して強い刺激は絶対に禁物。しかし結果は出さなくてはなりません。
毎日いい治療法を模索する日々でした。
そんな中、1本の鍼のみで治療をする先生方がいる事を知り、すぐに話を聞きに行きました。
その日、今までの常識が覆され、衝撃を受けた記憶が今でも鮮明によみがえります。
「鍼をたくさん打って刺激量を増やせば効く訳ではない。」
「そもそも日本人は鍼灸を受けた事がない人が多く、体質も敏感であるから、刺激量が多いとむしろうまく効かない。」
「最適なツボに、正確な治療をする事こそが、一番日本人の体質に合っていて、いい効果が出やすい。」
「そして最適なツボの多くは、痛みやコリといった症状がある場所とは離れたところにある。だから気になるところに直接ハリやマッサージをしても、その時は気持ちよいが、またすぐ再発してしまう。」
「1本の鍼で全てが決まるから、妥協は許されない。それだけ正確な診察診断が必要不可欠となる。」
「1本で治療するという事は、まんがいち再発する事があっても、再現性がとても高い。もしたくさん鍼を打ってしまうと、治療する側も結局どれが効いたか分からなくなるため再現性が低い。」
これらは、すでに何万人もの患者さんを治療し、多くの鍼灸師が治せないような病も治してきた先生たちからの言葉です。
それから私も1本の鍼治療に人生をかけて、多くの患者さんたちと真剣に向き合ってきました。
今では講師を務める立場となり、このすばらしい鍼治療を多くの人に知ってもらうため、日々学び続けております。
治療で心がけていること
①寄り添う気持ち
まずは安心してお話ししていただけるよう、いつも寄り添う気持ちでカウンセリングさせていただいております。
体調でお悩みがありましたら、ぜひご相談ください。
あなたに最適な治療をご提案させていただきます。
②丁寧な説明
どんな治療にしても、説明が不十分だと不安になるものです。
「なぜここに鍼をしたんだろう?」「自分はいまどういう状態なのだろう?」と疑問が浮かぶのは当然だと思います。
鍼灸の教員として年間200コマ以上授業をしてきた経験も活かして、いつも丁寧な説明を心がけております。
③養生・セルフケアのご提案
お悩みの症状を少しでも早く改善するため、当院では養生やセルフケアにも力を入れております。
体調が改善して、治療を卒業した後も効果的なものばかりですので、ぜひ実践してみてください。
お電話ありがとうございます、
メグリノ鍼灸でございます。